12月、大判カメラで肖像を撮る二日間。Andy’s Photo Academyのワークショップ、2回目を開催します

12月5日(土)・6日(日)、Andy’s Photo Academy主催の大判カメラワークショップを、三重県津市美里町で開催します。

Andy’s Photo Academyで大判カメラのワークショップを担当するのは、今回で2回目になります。

2026年第1回

*2026年1月に開催した第1回ワークショップ。大判カメラを使い、参加者同士で肖像写真を撮影しました。

第1回は今年1月に開催しました

第1回は今年1月。

大判カメラを使って参加者同士でモノクロの肖像を撮影し、フィルムを現像し、Labo0369の暗室でプリントするところまでを行いました。

大判カメラは、現在のデジタルカメラと比べると、ずいぶん手間のかかる写真機です。

フィルムを装填し、ピントを合わせ、構図を決め、シャッターを切る。

撮影したその場ですぐに像を確認することはできません。

撮影したフィルムを現像して、そこで初めて撮ったものと向き合うことになります。

一枚の写真を撮るまでに、少し時間がかかります。

そして、その「時間がかかる」ということ自体が、大判カメラで写真を撮ることのおもしろさのひとつなのではないかと思っています。

撮る人と、撮られる人

前回のワークショップでは、参加者がお互いに撮る側と撮られる側になりました。

大きなカメラの前に人が座り、その人を見ながら構図を考え、ピントを合わせる。

撮られる側は、シャッターが切られるまでカメラの前で待つ。

デジタルカメラで何枚も続けて撮影するときとは、少し違った時間が流れます。

写真を撮っていると、どうしてもカメラのこちら側から被写体を見ることが多くなります。

けれど、自分自身がカメラの前に立つことで、「人に撮られるとはどういうことなのか」を身体で感じることになります。

前回を振り返ってみても、大判カメラの操作を覚えることだけではなく、撮る人と撮られる人との間に流れる時間そのものが、このワークショップの大切な部分だったように思います。

そして、第2回となる今回のテーマは、

「撮る、撮られる緊張感」

です。

撮影からフィルム現像、暗室プリントまで

2026年第1回

*撮影後はLabo0369へ。フィルム現像から暗室でのプリントまで、写真ができあがる一連の工程を体験します。

今回も、撮影だけで終わるワークショップではありません。

撮影したフィルムを現像し、Labo0369の暗室で印画紙にプリントするところまでを二日間かけて行います。

フィルムに記録された像が現像によって姿を現し、さらに暗室の中で印画紙の上に写真として現れてくる。

カメラを操作するところから、一枚の写真が手に取れるものになるまで。

その一連の流れを自分で経験することで、普段とは少し違ったところから「写真」というものを見ることができます。

大判カメラの操作を習得することだけが目的ではありません。

人を見ること。

人から見られること。

シャッターを切ること。

像が現れるのを待つこと。

少し不便で、少し時間のかかる写真の方法を通して、一枚の写真ができるまでの時間そのものを一緒に過ごす二日間になればと思っています。

Andy’s Photo Academy ワークショップ

~撮る、撮られる緊張感~
松原豊さんと大判カメラでお互いの肖像写真を撮り、現像プリントする三重の里山での二日間

開催日|2026年12月5日(土)・6日(日)
会場|三重県津市美里町

詳細・申込み
https://aspaws20261205.peatix.com

受講料|通常 38,500円

写真好学研究所メンバーは、前回と同じく35,200円で参加できます。
研究所メンバーの申込み方法については別途ご案内します。

なお、参加費には宿泊費は含まれていません。

遠方から参加される方など、ご希望があれば、会場近くの古民家Hibicoreでの宿泊を別料金でご案内できます。

古民家Hibicore
https://hibicore.com/

宿泊を希望される方は、ワークショップ申込み後にご相談ください。

美里で二日間、写真の時間を過ごす

2026年第1回

*前回は、撮影や暗室作業の合間にHibicoreの囲炉裏を囲む時間も。写真についての話は、作業が終わってからも続きました。

前回のことを思い出すと、撮影や暗室での作業だけでなく、その合間に過ごした時間も印象に残っています。

Hibicoreの囲炉裏を囲んで食事をしたり、写真のことを話したり。

写真のワークショップというと、どうしても「技術を学ぶ時間」を想像しますが、美里まで来てもらい、二日間一緒に過ごすことで生まれる会話も大切にしたいと思っています。

今回も、希望される方には古民家Hibicoreでの宿泊をご案内できます。

写真について話しながら、ご飯を食べる。

またカメラを触る。

暗室に入る。

そういう時間も含めて、美里で過ごす二日間になればと思っています。

12月6日の夕方には、もうひとつ写真の話を

ワークショップ2日目、12月6日(日)の夕方には、Andy’s Photo Academyのリベラルアーツ講座にも登壇します。

今回いただいたテーマは、

「写真家 松原豊はなぜ三重の里山に根を下ろして活動を続けるのか」

です。

写真を撮ることから始まり、写真を教えること、gallery0369を運営すること、Labo0369で暗室をつくること、写真好学研究所で写真について考える場を続けること。

振り返ってみると、その多くを三重県津市美里町という場所を拠点に続けてきました。

なぜ、ここなのか。

最初から「美里でこういうことをやろう」とすべてを計画していたわけではありません。

写真を続ける中で人と出会い、場所と出会い、必要になったものを少しずつつくってきた結果として、今があるようにも思います。

写真制作と暮らし。

地域と写真。

作品をつくることと、写真を見る場所をつくること。

そして、写真について話す場を続けること。

これまでの活動を振り返りながら、そのあたりを話してみたいと思っています。

Andy’s Photo Academy リベラルアーツ

写真家 松原豊はなぜ三重の里山に根を下ろして活動を続けるのか

開催日|2026年12月6日(日)夕方
開催|オンライン+津

詳細・申込み
https://aspala20261206.peatix.com

大判カメラを前にして、人を見る。

カメラの前に立って、見られる。

フィルムを現像し、暗室で像が現れるのを待つ。

そして、そのあとには、写真や場所について言葉で考える時間もあります。

12月の二日間、三重の里山で、写真をめぐる時間をご一緒できればと思います。


2026年第1回大判カメラを使った肖像写真ワークショップの様子

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