村上仁一写真集「Subway Diary/地下鉄日記」
昨日4月17日金曜日ポストに1冊の写真集が到着。(写真集表紙は特別バージョン)写真家の村上仁一さんが発刊した写真集「地下鉄日記/Subway Diary」重厚な作りの写真集。今回は少し気張って初回限定の8×10のバライタプリント+キャビネプリントがついたroshin books刊Collector’s editionで購入。
人混みの車内、つり革を持つ手、エスカレーターにあふれるほどの人を乗せている写真…2020年4月17日ページをめくりながらひょっとすると今後しばらく見れなくなるシーンかも知れないな、などと勝手に妄想を膨らましたりもした。
私の在住地三重県にはもちろん地下鉄は無いわけでその存在は日常的なモノではない訳だが、ザラリとした白黒写真からは都市のイガイガしたような肌触りがひしひしと伝わってくるし、また地下鉄という都市に必要不可欠な存在が「死」のようなものに向かう手段として捉えられているような気がした。(これはあくまで私個人の印象)
写真集は洋書写真集とアートブックのsheelfで販売されています。
IMAでの紹介記事はこちら。
また村上さんには温泉にカメラを持ち込んで撮影した「雲隠れ温泉行」という写真シリーズがあり写真集「雲隠れ温泉行」もある。(名作!)
また村上さんは日本カメラの編集者さんでもあります。
村上さん、写真集発刊おめでとうございます。