ひらべったい町(ちょう)作品展

第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展ひらべったい町作品搬入時の写真

三重県の写真家松原豊です。4月15日雨がしとしと降る三重県津市美里町。室内14度、ゆるく暖めた炬燵に足を突っ込んでウグイスの音色を聞きながらブログを書いてます。
私が担当した撮影講座の講座参加者による作品展(写真展)開催のお知らせです。

三重県津市久居にある津市久居アルスプラザで2023年2月〜3月に開催した撮影講座歩く。見る。撮る。3回目の開催となりましたが、今回は3日間全3回の講座としてはじめて開催。レクチャー、撮影、写真選び、という流れで先月3月25日に3回目最終回の講座を無事終了しました。その講座の成果を作品展として見てもらう為、昨日4月14日写真作品の搬入を行いました。今回開催する作品展のタイトルは「ひらべったい町(ちょう)」このタイトルは本講座に関わる人達で考えたタイトル。その町は平らでフラットな印象の架空の町名。単体では奇抜に見える作品も、少し距離をとって全体を見てみると、なぜかまとまりが見えてきます。個性の凹凸をゆるやかに包み込み、平らにならしていく空気感を、「ひらべったい」という言葉で表現しました。と

アルスプラザの担当者さんは言葉にまとめてくれました。

第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展ひらべったい町作品搬入時の写真 第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展ひらべったい町作品搬入時の写真

写真は昨日の展示準備の様子。講座に参加している3名の有志が展示作業に参加してくれて
展示の流れを私が説明しながら作業を行いました。作業工程はヒンジを使った作品写真のマッティング〜額装〜写真展の順番〜壁面展示時の作品の高さ、幅の調節〜レーザーを使いながらワイヤーで額をつるす〜高さと水平、間隔を微調節〜全体を見る〜最終微調節〜スポットライトセット〜展示完成。集合13時30分、壁面展示の微調節が修了して解散したのが18時過ぎ。
3名の有志に作品の並べなどを含めたさまざまなことを決めてもらいながら進めたので、時間はかかりました。が、はじめての経験として有意義な時間になったのではないかと思います。参加した1人は「展示ってこんなに色々やることがあるのですね。」と言葉を残していました。(特にワイヤーで吊るすときには水平と間隔をそろえていく、調節するのに時間がかかりましたね。時間かけても美しくそろえることは大切なこと)

第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展ひらべったい町作品搬入時の写真

展示準備の途中で3人が伊勢新聞さんの記者さんに取材を受ける、という嬉しいハプニングもありました。記者さんの質問に答えていることばを聞きながら「3回という課程を重ねたから出てくる言葉だな」と感じていました。言葉の裏付けに制作過程は重要なのです。

第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展ひらべったい町作品搬入時の写真

作品展では講座参加者とアシスタントを含めた14人がみつめた町の写真が並びます。
開催情報を下記に記載しておきます。是非足をお運びください。

第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展ひらべったい町の案内DM

第3回歩く。見る。撮る。参加者作品展「ひらべったい町(ちょう)/Hirabettaichou」
開催場所:津市久居アルスプラザ1階ひさいアートストリート
住所:〒514-1136 三重県津市久居東鷹跡町246番地
開催期間:2023年4月15日(土)〜4月23日(日)
開催時間:8時30分〜22時
休館日:火曜日
電話:059-253-4161
主宰:津市アルスプラザ/株式会社ケイミックスパブリックビジネス


作品展の様子を伊勢新聞さんが記事にしてくれました。ありがとうございました。
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