Taki-Tokyo 1983-2011 中里和人写真展

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三重県で開催中の写真展のお知らせです。
三重県多気町で多気町出身の写真家中里和人さんの写真展が開催されています。
開催初日(今から随分前になるのですが)に伺ったのですが展示会場をみて驚き!
時間をかけて展示構成されているのがすごくよく伝わって来ました。
写真家中里和人さんの写真展示空間の作り方はいつもほんとにすごい!
その場所と写真の生かし方がすごいと思うのです。
中里さんに聞いたところ2日間かけて展示を完成させたとのこと、
(おそらくほとんど寝ていないんだろうなあ…と予想したのです)
じっくりと写真を見せてもらえる、それも空間を楽しみながら。
写真を並べるだけが写真展でないことを、空間を意識して作り上げていくことを、
ほんとにそれが重要なことだと感じさせてくれます。
是非足をお運び下さい!
(展示会場の入り口左側にある家の窓から見える大きな写真は私がプリント制作させて頂きました)
三重県多気町郷土資料館で11月20日まで開催しています。
写真は中里和人氏を写真展会場にて撮影。
以下は郷土資料館の案内文です。
中里和人氏は、多気町五佐奈出身の写真家で、身近にある何気ない風景を独自の視点で切り撮った写真で知られ、「キリコの街」、「路地」、「R」、「東亰」など多数の写真集を世に出し、日本各地に埋もれた景色を追い求める作品世界が常に注目されています。
今年はデビュー作である、写真集「湾岸原野」の出版から20年となる記念すべき年であり、出身地の当町では初となる本格的な作品展を開催いたします。
モノクロ写真集「湾岸原野」をはじめ、各地にある小屋の多様な表情を捉えた「小屋の肖像」、深い闇の魅力を追求した近作の「ULTRA」まで、代表的なシリーズから写真作品約70点を展示し、これまで28年間の写真家としての歩みを、出版関係の仕事なども含めてご紹介します。
氏にとっての活動拠点である東京での制作活動は言うに及ばず、今回はその出発点である郷土多気町とのつながりにスポットを当て、写真家としての原点がわかる資料や、多気町を撮影した新作もご覧になれます。
この度の企画展は、多気町が生んだ著名な写真家、中里和人氏の優れた業績を知るとともに、その感性や美意識を育んだ、多気町の素晴らしさを再発見できるまたとない機会となるでしょう。
期間平成23年11月20日(日)まで
場所多気町多気郷土資料館(地図)(月曜、祝日は休館)9時~16時
ふるさと交流館たきギャラリー(月曜、祝日は休館)10時~18時
入館料無料
問い合わせ先多気町郷土資料館TEL0598-38-1132または教育委員会TEL0598-38-1121

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