ふるさとフォト撮影会写真展@美里人権フェスティバル

先月11月、津市美里町で開催したふるさとフォト撮影会の写真展を12月6日、土曜日に搬入して12月7日、日曜日の美里人権フェスティバルで開催しました。
会場では鳴海康平さんによる演劇ワークショップ参加者たちの子供劇や人権劇、地域の方々によるコーラス演奏等が行われ、その間の休憩時間などに写真展を見ていただきました。この地域を撮影した写真が並んでいるので見に来た方々は「これはどこどこやなあ。」「ここは誰々さんのところの近所やん。」というような会話をしながら写真に近づいてじっくり見つめていました。「わたしも参加してみたかったなー。」という声もありましたよ、と担当者の方から聞かせてもらいました。嬉しいものです。
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以下のテキストは今回の写真展に私が寄せたテキストです。
写真展に寄せて
「結構面白いですね。」参加者の一人が話してかけてくれた。
写真がスマートフォン等の登場によって身近なものになり
言葉と同じくらいの比重で写真がやり取りされるようになってきました。
1日に撮影される写真の数は地球上でどれくらいなんでしょう? 計り知れない数ですね。
行楽地や遊園地や観光地、パーティー、宴会、お祭り、カラオケ大会!社員旅行に家族旅行!
人類はハレの日で忙しい。(笑)
そのようなハレの日の写真は多く目にしますが、自分の住んだりしている身近な「日常」にカメラのレンズを向けることは あまりされていないのかもしれません。
今回の講座ではそんな身近なところをカメラを通して見つめてもらいながら「日常」の なかに潜む魅力を発見してもらいました。
講座参加者の作品をごゆっくりお楽しみ下さい。
2014年12月7日            
写真家 松原 豊(公益社団法人日本写真家協会会員)
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この場所での展示で使わせてもらいながら感じるのですが、展示に使用するこの穴あきパネル、いろんな展示に使いやすいのかもしれないですが、便利なものが展示効果に適しているか?と考えるとかなりの疑問符です。あと白ベースではがれたり割れたりで汚れた感じが目立ちます。写真の展示にはかなり不利な状態だと感じてしまいます。穴あきパネルは写真より穴が目立つということがこのパネルの特性的にあります。補正を含めて紙を巻いたり、白ペンキを塗って補正したり等で効果的な見せ方を考えていきたいです。
なお、写真展は美里文化センターにて12/12までの延長開催が決定しました。お時間ありましたら是非参加者達の作品を見てあげて下さい。明日火曜日は高宮での写真講座の日ですので講座の人達と見に来ようと思います。
さて月曜日です。朝からロケ撮影に向かいます。三重の離島で人物撮影。大判写真機を持参してじっくりと撮影させていただきます。良い週明けになりますように。
撮影講座参加の皆さん、お手伝いいただいた方々、搬入立ち会っていただいた方々、お疲れさまでした。ありがとうございました。

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