MPAD2020はじまりました。
MPAD 料理をたのしむ 演劇をたのしむ 秋のおたのしみ。
初回から宣伝活動用の撮影を担当させてもらっているMPAD2020が今年もはじまりました。なんと10回目の開催を迎えることになりました。(継続開催素晴らしいですね)初日は津市の街中にある鰻料理屋の「はし家」さんで 演目松本清張が描く異色恋愛短編、「遠くからの声」を大阪在住の女優「林 英世」さんの演出、出演ではじまりました。
昨年と違う点はマスクをしていること、検温、アルコール消毒、うな丼の置かれるテーブルにはアクリル板、換気などさまざまな対策がとられていること。さまざまな配慮をしながら開催されています。
林英世さんの語りは人と語りで観客を魅了させます。小道具などはほとんど無く声の圧とでもいうのでしょうか、そういうものだけで聞いてる観客をすうーっと「林英世」世界に包んでいきます。和服の衣装も素敵でした。
演じられたあとの挨拶で林英世さんが松本清張世界の魅力的な点等とともに、いつもと違う状況下のなかで開催できたこと、生の現場で観客の方々に会える喜びのことを話されたときにはこちらも目頭が熱くなってしまいました。いろいろと気をつけながらも少しづつでも進んでいくことが大切ですよね、という言葉も印象的でした。
MPAD2020は今週、来週と続きます。チケットは各週末開催の「まとめ見」は多少空席があるようです。興味ある方はHPを参照してください。
広報用フライヤーも写真やデザインと共に楽しんでみてくれる人の感想なども聞かせてもらうことができて嬉しい限りです。地方に住みながらこのような文化活動と一緒に仕事が出来ることを光栄だと感じると共に、私の文化へのアンテナの感受性も磨いていこうと思いました。
※初日の料理「うな丼」は匂いだけで堪能させてもらい私は近所の大森屋支店でてんぷらカレーうどんをいただきました。こちらもあったまってうまかったです。うな丼も食べたいな、笑。
MPADとは
料理をたのしむ 演劇をたのしむ 秋のおたのしみ 三重県内の飲食店・寺院を会場に、素敵な料理と俳優の身体を通じて名作・古典を読むリーディング公演をセットでお楽しみいただきます。演劇の面白さの一端を、お食事と共にお楽しみ下さい。Mie(三重県)で、Performing Arts(舞台芸術)を、Dinner(夕食)・Dining(食事)Delicious(美味しい)、舞台芸術と食事・飲食店などの融合を考え、これらの頭文字を取って「MPAD」といたしました。
主催/特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ・三重県文化会館
助成/文化庁
照明・音響/有限会社現場サイド
テクニカルディレクター/山中秀一
宣伝美術/橋本純司
写真撮影/松原豊
イラスト/本城まい子
企画製作/油田晃(特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ)・松浦茂之(三重県文化会館)
記念写真
林英世さん>お疲れ様でした。