内覧会に行ってきました。現代美術家ミケル・バルセロ展/三重県立美術館

ミケル・バルセロ展/三重県立美術館

梅雨のような天気が続いているなかでお盆を迎えています。8月14日からの公開1日前に三重県立美術館で開催されるミケル・バルセロ展の内覧会があったので雨降りのなか観に行ってきました。
案内チラシやポスターには「ミケル・バルセロー世界を魅了するスペインの天才」と紹介されていて、wikiペディアでは「現代のピカソと呼ばれている。」とも書かれています。三重県庁の駐車場近くの案内看板などで本展を紹介している看板に掲載されている魚の頭が水面から顔を出している絵が個人的にとても気になっていてその本物に触れることを楽しみにしていました。この絵は美術館の第4室にあって写真ではわかりにくいが魚の頭の部分が立体的に凸凹している。《下は熱い》 というタイトルは会場で知った。あたりまえだが看板で見たときよりも飛び出てくる感じがあって印象は非常に強い。そんな凸凹感が存在している絵画が沢山展示されている。海や海洋生物、蛸などをモティーフにした作品も多い。ミケル・バルセロは素潜りなども行っている、とYouTubeの紹介映像では話されていたので妙に納得しました。遠近方を混在させた宇宙観を感じさせてくれる作品もありました。絵の具でコテコテに塗られた厚塗りの作品のなかに込められているエネルギー感をそのタッチから十二分に感じさせてもらぅことができる。ブリーチを使った手法で描かれてネガ像のような印象を受けた肖像画のなかにはフランソワ・アラール(写真家)の肖像画も在った。彫刻、陶器の作品など多々展示されている。作品を見せてもらいながらエネルギーの塊、止まらないエネルギーのようなものを沢山感じることができた。三重でこのような作品に合わせてもらえるとは!あと2回くらいは足を運ぼうと思っている。

会場で221ページの図録(¥2,800+税)ボリューム感あり。見応えあり。今は雨降りですが、夏の日差しが戻ってきたらその光さす窓際で読んでみよう。

ミケル・バルセロ展/三重県立美術館

ミケル・バルセロ展/三重県立美術館 ミケル・バルセロ展/三重県立美術館

コロナ禍で動きにくい状況が続いていますが、県内で動けそうな人は是非足を運んでもらってミケル・バルセロの実物の作品に触れてほしいと思います。

過去巡回展を開催した国立国際美術館でのキュレータートーク映像(国立国際美術館での展示はコロナ禍のため会期半ばで閉幕。そのときの展示の様子を紹介してくれている映像です。)

過去巡回展の紹介などを参考としてリンク先を紹介しておきます。
美術手帳
https://bijutsutecho.com/exhibitions/7543

国立国際美術館
https://www.nmao.go.jp/events/event/miquel_barcelo/

長崎県立美術館
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/1770

もう一つ参考までに。
KYOTOGRAPHIE2017で披露されたミケル・バルセロとパスカル・コムラード(Pascal Comelade)によるパフォーマンス。

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