2020年もお世話になりました、ありがとうございました。
2020年の新暦最終日12月31日は雪景色。ちょうど1年前は台北の邱さんのギャラリー1839當代藝廊でLocal public bath “Sento” の写真展を開催していた。確か12月29日の日曜日が最終日だった。あれほど近いと感じていた台湾に行けない状況が続いている。
今年はLocal public bath “Sento”の写真展をTOTEM POLE PHOTO GALLERY(東京新宿)~gallery0369(三重県津市美里町)~gallery176(大阪豊中市)で会期途中の休みにもなったりしましたがなんとか開催することができました。来場していただいた方々にお礼を申し上げると共に動きにくい状況もあり足を運んでもらえないながらも気にしてもらった方々にも併せてお礼を伝えたいと思います。
◎201912.~2020.12 Local public bath “Sento”写真展などリンク先まとめ
2019.11.30-12.27
1839當代藝廊(1839 Contemporary Gallery)
http://1839cg.blogspot.com/2019/12/matsubara-yutaka.html
2020.07.07-07.19
TOTEM POLE PHOTO GALLERY
http://tppg.jp/exhibitions/2020/localpublicbath.html
トークライブ/ラジオ配信(YouTube)
!ラジオ配信!「写真×浴場♨️トーク」松原豊(写真家)×村上仁一(日本カメラ編集部)/TOTEM POLE PHOTO GALLERY
https://youtu.be/Br0_zETsgKk
2020.10.23-11.01
gallery0369
https://gallery0369.jp/exhibition/past-exhibition/local-public-bath-sento2020mieexhibition/
トークライブ(YouTube)
2020 Local public bath “Sento” 写真集を作る 松原豊/写真家(office369番地)×橋本純司デザイナー(一期堂)ギャラリートーク#1
https://youtu.be/tdI1U0f4fuk
2020.12.04-12.20
gallery176
https://176.photos/exhibitions/201204/
トークライブ(YouTube)
「Local public bath “Sento” の本をつくる」松原豊/写真家(office369番地)×橋本純司デザイナー(一期堂)ギャラリートーク
https://youtu.be/PLZ5cNaWxK4
日本カメラ6月号(口絵8p掲載)/日本カメラの村上仁一さん、東京でのトークライブ含めてお世話になりました。ありがとうございました。
https://www.nippon-camera.com/item.php?i=1000
タシロユウキ写遊百珍【写真展】R2.12/18_松原豊「Local public bath ”Sento”」@gallery 176 2020-12-19
https://www.hyperneko.com/entry/2020/12/19/110734?fbclid=IwAR3_n7Dssd-_D8_QP3y5gGesxYqdo5ADdY3cbqX8pA853PFJoq5H91pz_zg
Local public bath “Sento”冊子web販売(shop0369)
shop0369.thebase.in
gallery176での写真展の感じをwebで配信ができるように現在三重県のデザイナー橋本純司(一期堂)と現在制作しています。写真展に足を運べなかったりする人やこちらの展示アーカイブの意味合いも含めて、展示会場での写真作品の雰囲気を伝えるためにできることをはじめます。2021年年明けには公開予定です。見てもらえる時が来たらブログなどでお知らせしますね。(展示写真作品の紹介が主目的ですので笑わせるのが目的の映像では無いことをあらかじめお伝えしておきます。念のため。)
◎三重県伊勢市の大人のローカル誌NAGI、白黒写真で作品制作をしている写真家の方にインタビューをしながら作品紹介をしてゆく連載Monochromeのシリーズにも 2020年4名の方に出演いただいた。今年はご紹介した4名ともアナログ銀塩プリントで作品を制作している人がそろったことが特徴の一つでした。4名の方々取材協力ありがとうございました。
2020年NAGI Monochrome 出演 井津建郎さん、白石ちえこさん、澤田勝行さん、内田ゆきさん
https://www.i-nagi.co
◎写真家 尾仲浩二さんの写真展「すこし色あせた旅 Little Faded Trip」をgallery176とgallery0369で開催実現できたことはほんとに良かった。
gallery176
https://176.photos/exhibitions/201106/
gallery0369
https://gallery0369.jp/exhibition/20201120onakakoujiexhibition/
尾仲さんが三重で写真展開催時の滞在中に「プリントはやはり現物を見ないとわからないよね。」と話してくれたことがあった。このときの言葉のやりとりをしたことから作品プリントをwebで販売することの準備を進めていたが急遽止めることにした。オリジナルプリントを見ること、見せること、そして販売すること。作品という形あるモノをやはり直接作品を見てもらえる場所で見てもらいながら購入していただきたい、という考え方をベースにしていきたいと思ったから。Webでは印刷物を販売することにすることにした。
今後も写真展はいろいろ気にしながら行うことになるだろう。時には会場での展示ができない場合もあるかもしれない。そんな流れの中でwebでの配信することも展示メニューの中に加えられはじめてきた感がある。さまざまな方法を試行錯誤しながら行う必用も出てきている。それでもweb配信で完結することが目標ではなくやはり空間で触れて欲しい、と思う人は多いだろう。それは情報では無く、見ることで得られる体感だから。その体感はまた新たな世界を見せてくれるはずだから。その様なことを意識しながら今後も制作を続けて行こうと思う。睡眠時間は割と長くなってきたが考える時間も長く必要だ。
まもなく2021年がやってきます。これから今年最後の銭湯に入浴、その後残っている作業をしながら新年を迎えたいと思います。
正月ははじめての街道マガジンへの参加する為の写真セレクトからスタート。正月明けが入稿〆切だから正月中は入稿に向けた作業。撮影仕事始めは元旦翌日2日の成人式の前撮りから。
2月「冬」の写真を集めた写真展をgallery176で予定。
3月津市で行うワークショップに合わせた冊子kalasに連載していた「界隈」シリーズ二回目の写真展をgallery0369で開催。
春先まではそんななスケジュール。
gallery0369では2021年はレンズの光を通してプリントされた作品(ゼラチンシルバープリントやタイプcプリント)を制作している写真家の作品を主に展示していく予定で、方向性としてはアナログ寄りの作品展示を行っていきたいと思います。labo0369で制作した写真家のアナログプリント写真も展示していきたいと思います。写真好学研究所の活動も地味ながら継続していく予定。
今までと動き方は変化していますが淡々とできることをやっていくしかない、そんな気持ちです。
2020年もほんとにお世話になりました。
ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
※昨年より年賀状での新年の挨拶はご無礼させていただいております。
2020.12.31 松原 豊
↑大晦日の夜三重県津市白塚町さくら湯でマスクをした老婦を撮影する松原豊/©荻野良樹(写真好学研究所研究生)
2019年末1839當代藝廊開催の写真展から2020年末までの写真を並べてみました。