松原豊写真展2022/Local public bath “Sento”写真展/伊勢現代美術館

2022年Local public bath “Sento”伊勢現代美術館写真展案内ポスター
2022伊勢現代美術館Local public bath “Sento”松原豊写真展
松原豊写真展 Local public bath “Sento”

会期:2022年1月6日(木) 〜 2月13日(日)
会場:伊勢現代美術館 / 本館2F / 展示室
休館日:​火・水(祝日は開館)1/13・14
伊勢現代美術館: 〒516-0101 三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦102−8


作品展タイトル:Local public bath “Sento”

展示作品:三重県内の銭湯を大型写真機(4㌅×5㌅サイズのトヨフィールド)で撮影した写真シリーズをLocal public bath “Sento”と名付けて展示。20㌅×24㌅額作品、19点を展示。展示写真は20㌅×24㌅のインクジェットプリントで作成。会場で展示作品およびポストカード、冊子などを販売。

作品展内容:私たちの身近にある銭湯。温泉とは雰囲気も形式も違うそこは、古くから続く日本庶民の生活文化が色濃く見られる場所だ。2006年頃からゆったりとしたペースで撮り始めた、
三重県の銭湯写真。稼働中の銭湯を撮影することで「現役」の空気感を閉じ込めておきたい、と記録を進めた。道路に面した暖簾をくぐると番台があり、そして脱衣場がある。浴槽までの距離が短く、すぐ湯に浸かれるのは地方銭湯では馴染みのスタイルである。男湯 / 女湯、富士山ペンキ絵、オカマドライヤー…
時の流れが刻み込まれた空間には、それぞれに個性的なデザインが見られ、人に使われているからこその美しさが宿る。独特の世界観と、そこに映る「もの」たちの存在を確かめながらじっくりと鑑賞すれば、「目で浸かる」体験に繋がるはず。そして、いよいよ入浴したくなったら銭湯に足を運ぼう。あなたのLocal public bath “Sento”へ、いざ行かん。


松原豊プロフィール:
1967年三重県生まれ、写真専門学校(名古屋ビジュアルアーツ)を卒業後カメラマンアシスタントなどを経て、フリーランスになる。現在  三重県津市美里町 在住、作品制作を行う。
2013年第62回伊勢神宮式年遷宮(御遷宮対策委員会)記録撮影担当、専門学校 名古屋ビジュアルアーツ非常勤講師(2020年3月まで)、ギャラリー176(大阪)運営メンバー、写真好学研究所所長(三重県津市美里町)、gallery0369(三重県津市美里町)オーナー、 国立鈴鹿高等専門学校非常勤講師(2021年10月〜)

 写真集・本 :
2011 写真集「村の記憶」(月兎舎)出版
共著:2012 写真集「生きる」 – 東日本大震災から1年 – (公益社団法人日本写真家協会編)、2015 植島啓司氏(宗教人類学者)との共著「伊勢神宮とはなにか日本の神は海からやってきた」(集英社ビジュアル新書、撮影担当)

個展:
2011 写真展「村の記憶」(新宿、大阪ニコンサロン)、写真展「路地の湯」(HCLNagoya Gallery / 名古屋)
2017 写真展「Local public bath”Sento”」(gallery176 / 大阪)
2018 写真展「青森」(gallery176 / 大阪)
2019 写真展「EURASIA 2004 winter」巡回展(gallery176 / 大阪、HCL Nagoya Gallery / 名古屋)、写真展「Local public bath “Sento”」( 1839當代藝廊 / 台湾・台北)
2020 写真展「Local public bath “Sento”」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY / 東京)
2021 写真展「Local public bath “Sento”」(伊勢現代美術館 / 三重)
2022 3月開催予定  写真展「界隈」(アルスプラザギャラリー / 三重)

グループ展 :
2012 写真展「生きる」 – 東日本大震災から1年 –(公益社団法人日本写真家協会 / 東京、仙台、ドイツPhotokina)2017 TAIWAN PHOTO 2017 「Local public  bath“Sento”」 (新光三越 / 台湾・台北)
2018 TAIWAN PHOTO 2018「Local public  bath“Sento”」 「恐山」(新光三越 / 台湾・台北)
2019 1839當代藝廊(台湾)× gallery 176(日本)交流展「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」「Local public  bath“Sento”」( 1839當代藝廊 / 台湾・台北)

受賞歴 :
2012 「村の記憶」三重県津市文化奨励賞 受賞
2012 「村の記憶」林忠彦賞候補 最終ノミネート

主な役職 :
名古屋ビジュアルアーツ非常勤講師(2020年3月退任)
写真好学研究所 所長
三重県生涯学習センター学校向け文化体験プログラム講師
国立鈴鹿高等専門学校非常勤講師(2021年10月〜)


毎日新聞三重版/2022年1月12日掲載(有料配信記事)

銭湯の現在、切り取る すべてにピント、人物写さず気配を撮影 津の松原さん、南伊勢で写真展 /三重