2008年もあと少し(その壱)

2008年もあと少しで終わろうとしています。今年はよく東紀州にお邪魔しました。職人さんに会ったり、風景に会ったり。貴重な体験をさせていただきました。
そんな取材のときカメラをぶら下げてうろうろしているとよく声をかけられます。(背は小さいので目立ってないと思っているのですが?)職業を尋ねると漁師とのこと。自転車のハンドルを握っている手がごつごつしていてすごく魅力的。写真を撮影させてもらいました。(おじいさんありがとう)こういう手、信用できる手やなあと勝手に思い込みます。こういういろんな出会いで感じたりすることが今進行している「村の記憶」という作業にゆっくりと浸透していっているのだなあ、と改めて確認しました。いろんなことに感じたりするベースはやっぱりその人の人生観なのだと思っているのでこれからも少しづつヤスリで研ぐように感覚をそして人生観を磨いてゆきたいと思います。

写真は熊野二木島じいさんの「ごつごつ」した手。

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