6月1日「写真の日」墓参

Photo:三重県津市四天王寺にある堀江鍬次郎の墓の前、三重県カメラ商組合の参加者の方々

随分時間が経過してしまいましたが6月1日写真の日に三重県津市にある四天王寺さんに幕末の写真師堀江鍬次郎の追悼法要に足を運びばせてもらいました。この追悼法要は三重県カメラ商組合さんが毎年開催しています。私は村の記憶発刊した2011年にはじめて参加させていただき、以来今回で2回目になりました。


お疲れさまでした。またお会いしましょう。

快晴の中、法要後墓参をしてそれから写真供養になりました。各カメラ店に集まった段ボールなどに入った写真を数年前からはじまったという火で燃やして供養する儀式になりました。燃え行く写真を見つめながら「この写真は白黒の結婚写真やで戦後まもなくかなぁ」「この頃の白黒写真は美しいなあ」「ここは何処の式場やろな?」などなどの話が交わされていました。まもなく50歳になる私は小さい頃の写真は白黒からカラーに移り変わる時期だったことを思い出しました。時代は移り変わりデジタルデータで言葉のようにやりとりされる写真、堀江氏はどんな感じで見つめているのだろう、そんなことに思いを巡らせてみました。

三重県カメラ商組合さんの地道な活動に頭の下がる思いでした。この街の偉人である写真師「堀江鍬次郎」。写真の仕事に携わるものの一人として合掌させていただきました。カメラ商組合の皆さんお疲れさまでした。また今回見せていただきありがとうございました。

堀江さん関係の記事などは
堀江鍬次郎、ふるさと新聞さん記事

堀江氏の記事は私が「界隈」という写真連載をさせてもらっているkalas2号「特集 堀江鍬次郎の後裔」でも紹介されています。

2012年刊行の冊子「人材を生み出した風土―風格ある県都・津市の創造にむけて」(津センターパレス発刊)(私もこの冊子の中で有識者の方々に入れていただき対談させていただきました。)
などがあります。
また今年2017年4月発刊の日本カメラに大阪在住の杉あつよさんが書かれたコラムに堀江鍬次郎のことが少し紹介されています。

合掌。

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