親子撮影講座@美里
連休明けの美里、天気は晴れ。気持ちの良い青空が広がっています。
連休の2日間は在住地三重美里での撮影講座でした。今回の講座は美里子供支援ネットワークふるさとフォト撮影会(津市美里教育事務所主催)「カメラで発見!美里の魅力」というタイトルの講座。ふるさと美里の魅力を再発見しながらカメラに納めることを目的にした講座に2日間で30名ほどの方に参加してもらいました。
講座の内容は美里の長野地区と高宮、辰水地区を巡りました。1日あたり2地区を巡りながら見えてくる集落の景観の違いなどを見つけてもらおう、という試みです。
美里地区で開催する講座でしたので、参加者の方は美里材在住の親子の方が多かったのですが、美里に在住しながらも歩いていない場所、見過ごしている場所が多いという声が上がりました。普段の生活が車で移動することが大人の場合多いので、歩きながら集落の風景を見つめるのもきっと新鮮だったのではないかと思います。見過ごしているという意識と発見するという面白さが加われば土地での魅力を再発見してもらえることが出来ると思います。カメラという機械を通して日常の風景を見つめてゆく感覚的なアンテナを増やしてもらいたい。また絵画などの風景や集落を描いた作品などにも興味を持っていただきたい、という点も補足としてお伝えしました。
当日は撮影基礎講座でカメラの操作の確認をしたあとロケーションワークへ。ロケ現場では私が撮影した写真を見てもらいながら撮影する時のヒントをお伝えするようにしました。(2日目の講座ではiPadを使いながら進行形で見てもらうことも行いました。現地の被写体を前にしながら写真を確認してもらえるので非常に伝達しやすかったです。非常にライブ感もありました。iPad使えますね!→中谷さん操作ありがとうございました)
今回の講座で撮影した写真を見たりしながら親子や参加者の方々で写真に写された風景などについて気付いたことなどを話し合う機会が増えることをのぞみます。
参加者の皆さんに撮影してもらった写真は当日のアンケートと共に12月7日に開催される美里文化センターで開催される美里人権フェスティバルで展示します。お時間ありましたら足をお運び下さい。
講座に参加された皆さん、岡さんをはじめとする関係者の方々、急遽人数が増えたのでアシスタントをお願いした名古屋ビジュアルアーツ2年生の山本くん、中谷さん(美里)、稲垣さん(美里)ありがとうございました。
〜松原豊からのお知らせを3点ほど〜
その壱
明日11月5日から東京都目黒区美術館区民ギャラリーにて日本のランドスケープを様々な視線で捉えた新しい写真グループNODEの写真展を開催します。11月5日から9日迄東京目黒美術館区民ギャラリーにて。私は「まちに出る」という三重県津市を撮影した写真で参加します。
以下テキストはNODEのページから抜粋です。
11月5日~9日(10:00〜18:00、初日のみ13:00〜)NODE展を開催します。ここに集まった写真家たちは、日常的な光景を記録、表現する眼差しを基本に、激しく変貌していく日本のランドスケープを日々記録しています。我々の写真は、身体的記憶や社会的記憶となって、やがて未来に繋がる時代のイメージとして残っていきます。
今年の第2回NODE写真展には、新たに岡山市在住の山口聡一郎、大阪市在住の蛭田英紀、三重県津市在住の松原豊などが参加し、地方在住者の視線を交錯させながら、現代日本のランドスケープを記録、表現しています。
NODE詳細情報
現地会場には私は明日入ります。明日は13時からオープン。私は5日と8日(午後〜)、9日と会場にいる予定です。
その弐
近所在住の稲垣さんの主催するKIPプロジェクト、11月10日は「ひと手間かけて見違える!? はじめての現像講座 〜Adobe Lightroomを使ってみよう〜」の講座を開設します。Adobe Lightroomというソフトを使った画像処理の入口を稲垣さんと私がお伝えしていきます。
詳細情報などはhttps://www.facebook.com/events/587857278008758/にてご確認いただければと思います。開催場所は古民家Hibicore(三重県津市美里町369番地)時間は20時から、参加費は¥2,500(1ドリンク付)になります。
その参
三重の情報誌Simple12月号
連載「銭湯巡礼@三重」(文ー永瀬裕司(ケロリン桶太郎)撮影ー松原豊)今回は伊賀上野の池澤湯さんです。こちらも是非三重県内書店などで手にとってご覧いただければと思います。ページを見たあとは、冷えた身体を銭湯にドブンと浸かって暖めましょう!(笑)
寒くなってきました。身体を温めながら過ごしてゆきましょう。それではまた。