nice things. Issue.69(7月25日発売) /三重県KiKusaさん取材担当しました
こんにちは。三重県の写真家、松原豊です。
7月25日発売のnice things.Issue.69の特集記事「作ることで生きていこう。」で三重県松阪市在住の
堀之内信哉、彩(KiKusa)さんの撮影取材を担当しました。
(誌面特集内ページと裏表紙+webページのtopに写真を使用してもらっています。)
5月下旬に担当編集者のTさんから「写真集『村の記憶』を見させてもらい(現在絶版なので国立図書館で探して見てもらったことを後ほど知る)ました。三重県での取材撮影担当をお願いしたいのです。」という内容のメールをいただきました。そういう形のオーダーはかなり珍しいので非常にうれしい依頼でした。nicethings.の誌面の過去記事なども拝見しながら、担当編集者さんと松原のテイストが合うかどうかの確認をさせてもらったのち正式なオーダーとなりました。(このニュアンスの部分がお互いで食い違っていると美しい誌面にならない、のです。だから割と慎重。撮れれば良い、載れば良い、仕事なら何でも良い、何でも受けます、合わせます、というのとはだいぶ、かなり違う、のです。頁をめくることで浮かび上がってくる世界観はそんなに安易に作れない、と私は思ってる。そのようなことを気にすることはお互いものづくりに関わる人として普通なこと、です、よね。)
nicethings.は人の「生き方」を紹介する媒体。レイアウトされた写真と共に文字数も多い「読む」ことの必要な雑誌。
今回担当編集者Tさんと共に取材をさせていただいたのは三重県松阪市在住の堀之内信哉、彩さん夫妻/KiKusa。普段は取材を受容することにとても慎重なお二人なのですが、今回の特集記事のテーマについて認めてもらい取材受容という経緯でした。取材では作品制作のアトリエ〜作品制作風景〜作品用の材料を手に入れるところ〜作物をつくっている畑…夫妻が関わる世界の一部を見せていただきながら細やかにお話を伺わせてもらいました。話を時間をかけて聞かせてもらいながらの撮影取材は非常に大きな喜びでした。取材完了を迎えたときにはとっぷり日も暮れていました。
いい仕事を担当させていただいたなあ、と昨日24日に届いた本を見ながら感じさせてもらいました。
編集者のTさん、三重の田舎に住む写真家をよく見つけて、声をかけていただきました。長時間取材対応をしていただいた堀之内夫妻、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
nicethings.69号は全国のセレクトbookさんで購入いただけます。
三重県だと奥山銘木店、ichisina、Poe、トンガ坂文庫 で購入してもらえます。
三重県の写真家松原豊から担当したお仕事の紹介をさせていただきました。