幻灯会、写真展などのお知らせ!

先日26日(日)は写真好学研究所の大賀(旧姓)研究生の結婚式でした。
場所は三重県四日市市、あすなろう鉄道西日野駅から少し歩いたところにある旧酒造蔵元の邸宅の会場「ザ白梅クラシックガーデン」。写真好学研究所の研究生達とお祝いを兼ねて写真撮影に行って来ました。朝早くから会場入りして研究生達も慣れない写真や動画の撮影を頑張って楽しみながら担当しました。気持ちの入った写真が撮れているはずでしょう!大賀さんならではのこだわりのある結婚式でした。大賀さん改めておめでとう。

松原から写真展など開催のお知らせです。
1、12月2日(土)20時〜「2017冬幻灯会」開催します。
12月2日、20時〜三重美里の劇場 Théâtre de Belleville テアトル ドゥ ベルヴィルで4回目になる幻灯会開催します。(今年は石油ストーブをしっかり焚いて開催します)
今回は2000年末に松原が知人の婚礼撮影で滞在していたNew Yorkの写真を大岡 英介 (Eisuke Ohoka)と four leaf soundの楽曲とともに上映。
その年が明けた2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件が起き、歴史的で衝撃的な節目を迎える前のNYの姿を楽曲と歌声、などを交えてお届けします。
(今回映像に少し実験的なことも取り入れる予定です、お楽しみに!)
 冬の三重美里の劇場で開催される「幻灯会」にぜひお越し下さい。ご予約お待ちしております!
ご予約はこちらから→ https://www.quartet-online.net/ticket/17automne

連日本番に向けてリハーサルを行っています。

@Théâtre de Bellevilleにて

今までの幻灯会ショート映像 はこちら(映像撮影ー山羽宏樹)
https://www.youtube.com/watch?v=8gOVqVW40Vk

2,「Local public bath」写真展開催のお知らせ

 大阪服部天神にあるgallery176で12月1日〜12日まで「Local public bath」写真展を開催します。(会期中 水、木休廊)
作品説明:
銭湯愛好家である中学生時代の同級生との再会をきっかけに、三重県にあるLocal public bath(銭湯)の撮影を続けています。男風呂と女風呂で銭湯絵が極端に異なっていたり、タイルの模様がとても個性的だったりする面白さがあり、また使い続けられた場所特有の、例えば壁面のひび割れたタイルのように時間経過を感じる部分も多く、大きな魅力を感じています。
 撮影には4×5インチの大型フィルムカメラを使用。デジタルカメラでの撮影と比較すると、遥かに多くの時間がかかる撮影ですが、絞りを絞ってゆっくりと光を吸収する行為で生まれてくる細密描写の世界は、見る目を楽しませてくれます。お客様を迎え入れる前の堂々とした「Local public bath」の姿を是非ご覧下さい。
*詳細は以下のページをご覧ください。
*大型出力プリントでの写真展示です。
また、12月3日は関連イベントとして関西在住、銭湯応援活動家の松本康治氏をお迎えしてトークライブ「地方銭湯のおもろいところ」を開催します。予約も順調に伸びていまして残席数残りわずかとなりました。ありがたいです。お早めの予約をお願い致しますね。

予約は→http://www.kokuchpro.com/event/171203_matsubara/

3、白黒銀塩写真撮影基礎講座開催します

12月17日(日)写真好学研究所公開講座「白黒銀塩写真撮影基礎講座」をKIPプロジェクトさんとのコラボレーションで三重美里にある古民家hibicoreにて開催します。基礎講座は白黒フィルムを用いて1,撮影〜2,フィルム現像〜3,引き伸ばしプリント〜4,額装という内容で行います。12月17日(日)の今回は、そのうちの1、「撮影」と2、「フィルム現像」の基礎講座を開催致します。
以下内容です。
テクノロジーの変化によりデジタルカメラを用いて気軽に写真を楽しめるようになりました。私たちの撮影した写真がSNSなどを通して世界中に見てもらえるすばらしい時代です。その写真が誕生した原点ともいえる白黒銀塩写真。その銀塩写真の「すぐに写っている状態がわからない!」という不安定な感じは、逆説的にとらえると「写っている」時の楽しみを倍増させてくれるのかもしれません。
今回開催する公開講座は白黒フィルムでの写真制作に必要な準備運動と捉えています。
午前の部では光を扱う写真の基礎、絞りやシャッタースピードなど光の量をコントロールしながら撮影するまさに「基礎」のところを写真好学研究所所長の松原がわかりやすく皆さんにお伝えして行きます。古いフィルムカメラをお持ちのかたや銀塩フィルムで写真を楽しんで見たい!という方々のご参加をお待ちしております。フィルムカメラをご自身でお持ちでない方は写真好学研究所で貸出も可能です。(申込時にご連絡いただければと思います)
午後の部では基礎講座で撮影済の白黒フィルムの現像処理を行います。現像処理で「潜像」と呼ばれるフィルムに蓄えられた光を化学処理で見える形(可視化)にします。明暗の反転したネガティブに触れてもらいます。
開催内容の詳細、料金、申込みなどは下記をお読みください。
12月17日(日曜日)開催
白黒写真撮影基礎講座
午前の部(9時30分時から12時まで)
「一眼レフで撮影してみよう(白黒フィルム編)」
受講費  ¥3,500(白黒フィルム1本分込)(税込)
持参物 フィルムなどは用意してもらう必要はありません。ご自身のフィルムカメラをご持参下さい。お爺さんなど身内の方が使っていた古いカメラでも大丈夫です。参加していただいた時に動くかどうかの確認もさせていただきます。カメラの無い方はお貸しします。(通常は有料ですが今回は初回ですので貸出レンタル無料サービスとします)
午後の部(13時から16時まで)
「撮影した白黒フィルムを現像してみよう 」
受講費 ¥3,000(現像薬品代、処理費、フィルム収納ネガシート込)(税込)
持参物 写好研の白黒写真撮影講座内で撮影した撮影済未現像白黒フィルムを1本ご持参ください。エプロン、タオルもご持参ください。
※午後の部の参加者については受講人数の関係上「写好研の白黒写真撮影講座内」で撮影された白黒フィルムをお持ちの方に限らせていただきます。
開催場所 古民家Hibicore
〒514-2113 三重県津市美里町三郷369
電話059-279-3703
講師 写真好学研究所所長 松原豊
サポート KIPプロジェクト主宰 稲垣博文
アシスタント 山羽宏樹
お支払い方法 当日受付時に現金にてお支払い下さい。(領収書が必要な方は申込時にお伝えいただければ幸いです)
午前午後と続けて参加される方は昼食をご持参ください。お茶などはご用意させていただきます。
12月18日の午前と午後の講座を続けて受講される方は料金を¥500(税込)値引きさせていただきます。
申込み 下記メールアドレスまで宛に何月何何日の撮影基礎講座に参加希望、と記して
申込者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスを記載してください。
宛先 info@matsubara-yutaka.com
※原則として電話での申込みは承っておりませんのでメールまたはFAX059-279-3703でお願い致します。
写真好学研究所
KIPプロジェクト
事前予約制の講座になります。
昨日は専門学校名古屋ビジュアルアーツの週1回のファインアート授業の日。写真学科2年生のゼミや表現の作品を見せてもらって作品のアウトプットについてアドバイスする重要な任務。プリントを見せてもらいながら秘めた力を感じることが多いのも事実です。その秘められた力にいかに気付いてもらえるようにするか、ということが大切で、そのためにセレクトを含めてよく自分の写真を見てもらうように伝えます。自分の力は自分でつかんでおかないといけないですからね。そしてつかんだら離さない(笑)今年はCプリント(手焼きのカラープリント、スキャンで読み込んで銀塩ペーパーにレーザーで焼き付けたカラープリントとはひと味もふた味持ちがうレンズを通した光で出来上がるカラープリント)で作品作りをはじめた人もいてプリント担当者としてバリエーションが増えるのは嬉しい限り。いろいろ細かいことをいいながら学生達の作品制作の支えになれたらと思います。卒業まで残された時間は短いですがじっくりと自分の写真と向き合う時間を過ごして欲しいのです。
随分朝晩の気温も下がってきました。風邪などの対策をしながら過ごしてゆきましょう。
遅くなりましたが写真展「界隈Ⅰ」@gallery0369にお越しいただいた方々、ありがとうございました。 今後とも宜しくお願い致します。
謝謝。

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