2025.08.12 夏の合宿「現代写真講座」を終えた翌日
事務所前の草が生い茂る畑。先ずはここの草刈りから進めよう、と思い立ちましたが夕方から大雨が降ってきたので明日の作業にしました。
こんにちは。2025年8月12日火曜日58才を迎えました。還暦まであと一歩の爺になりました。髪の毛の白髪化は順調に進んでおります。今後とも宜しくお願い致します。
8月9日〜11日までの3日間、昨日まで写真好学研究所 公開講座として開催していた「2025夏の合宿/現代写真講座」

講師に PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA の中澤賢さんをお迎えして開催していた講座を無事に終了することができました。参加者は遠くは東京、大阪、名古屋から、そして近くは津市内から、予想を超える参加人数に少々驚きながら中澤さんには90分の講座を1コマとして3日間で全9コマ、座学で学ぶ講座を受講しました。
(実は中澤さんとは開催前に座学だけだから4-5名の人が集まればすごいよね、などと話をしていたのです)
「写真性」「指標」などの聞き慣れない言葉が飛び交う中、講義途中に中澤さんへ内容についての質問もあり、それを新たな起点にして中澤さんの考え方も交えたりしながら新たな紐解きがはじまることもあり、更に学びが深くなる感じでした。この合宿中で参加者の方々が全てを理解した訳ではないと思いますが、講座に参加することで脳細胞も刺激的に活動したと思われます。また今すぐに理解しなくても時間が経過する中で蘇ってくることもあると思います。これまでに読んできた評論などの紹介、中澤さんや松原が持っている本の紹介などもできたのも非常に良かったと思います。夜の懇親会では宿泊組はお酒を交えながら、他の皆さんはソフトドリンクで夜遅くまで講座のふりかえり、流れる会話の収録なども含めて「写真表現の可能性」について話を重ねることができました。宿泊組は日本酒を少し飲み過ぎてしまいましたね。中澤さんからは「写真好学研究所の研究生達の参加が少ないですね」ということを聞かせてもらい今後の研究所活動へ反映させていくことにしました。


中澤さんには合宿終了後帰路途中に津市久居アルスプラザへ第6回「歩く。見る。撮る。」講座参加者写真展「街は滲色(にじいろ)」を見てもらいました。
中澤さんには毎回かなりの負担をかけていますが、2026年も第3回夏の合宿を開催してもらえるようにお願いをしているところです。開催内容と予定日(基本夏のお盆中の3日間)は決定次第写真好学研究所のwebページにてお知らせさせていただきます。遠方参加者の為に古民家HIbicore前日泊プランも設定しようと思います。
来年も是非ご参加お待ち申し上げております。
今回ご参加いただいたみなさま、長時間(超時間)の講座を担当していただいたPHOTO GALLERY FLOW NAGOYAの中澤さん、毎食の準備、宴の準備を担当してくれた古民家Hibicoreの女将
大変お世話になりました。ありがとうございました。


今回の講座で中澤さんから必読本として紹介された本を2冊ほど紹介しておきます。
◎写真の哲学の為に/ヴィレム フルッサー著
◎写真の理論/甲斐義明(編集)
◎デジタル写真論:イメージの本性/清水 穣 (著)
それでは良きお盆をお過ごしください。
草刈りがんばろう。