夏至。台湾から邱さん、黄さん、三重来訪

台湾邱さん、黄さん三重訪問台湾邱さん、黄さん三重訪問

こんにちは。三重県の写真家松原豊です。

暦では夏至を迎えました。沖縄の方とやりとりをしていて夏至のことを沖縄ではカーチというそうです。「カーチ」ということばの響きが夏の風のようにも聞こえるような気がします。沖縄はそろそろ梅雨あけ。ちょうど現地に行っている写真家の友人からは梅雨明けするかもしれない、とのメッセージも届いています。
昨年は鳩間島に足を運んでいたことを思い出しました。

河田真智子写真展「医療への信頼」/ 沖縄県鳩間島展/展示設営担当:gallery0369 

その夏至の頃、三重県津市美里町に現在台湾と日本との交流展、1839 Contemporary Gallery(台北)とgallery176(大阪豊中)との交流展として黄弘川写真展「客家ソナタ」を開催している台湾在住の黄さん、写真展のキュレーター1839 Contemporary Gallery の邱さん、日本でのアテンド役の松井さん、この3名が古民家Hibicoreに来てくれました。コロナ禍の中でも邱さんと私とのやりとりは続いていてこちらが古民家民宿を開業したことも伝えてあり、今回の訪問となった訳です。
(1839 Contemporary Galleryでは地球上がコロナ禍に入る直前2019年の12月にLocal public bath “Sento”の写真展で1ヶ月ほどお世話にもなりました。)

到着は近鉄榊原温泉口駅。到着後まずはやはりルーブル美術館でしょ!ということでルーブル美術館にご案内。ここは都築恭一さんの写真集に蛙のオーケストラの写真で登場しています。その蛙のオーケストラの前で記念写真などを撮影。金の観音像は今回は時間の関係で見送り。その後荷物を宿泊する築80年の古民家Hibibicoreにチェックイン。一息ついたらそのまま東博章さんの木工事務所へ。
東さんはgallery0369gallery176で写真展を開催した三重県伊賀市在住の東博章さんの事務所を見ること。銀塩写真作品と共に額なども自分の手でつくられている、その額の袋までも自分で縫っている東さんに邱さんが非常に興味をもったため松井さんと松原ががつなぎ役になり今回の訪問となりました。

東さんの事務所では工房では仲間の倉家さん、齋藤さんが一緒にお出迎え。工房ではケミカルな話しから暗室機材の話しまで濃密な話しが行われました。独学で研究している東さんに邱さんもかなり驚いておりました。今後更なる親交を重ねることは間違いないでしょう。(ちなみに東さんは松原の暗室 Labo0369 の施工も担当してもらっています。)その後工房近くのさるびの温泉にのんびり浸かって本日のお宿古民家Hibicoreへ。橋本純さんの運営する友榮水産 から取り寄せた伊勢エビと鮑、鯛の刺身などを食べながら杯を重ねました。囲炉裏体験と共に深夜まで写真話しが続きました。

補足:橋本純さんはちょうどこのタイミングでポケマルチャレンジャーアワードの最優秀賞を受賞されていましたね。おめでとうございます。

2日目

移動の疲れもあるだろうから朝は9時過ぎの起床。アテンド役の松井さんは朝早くから移動する案がでていましたがとても無理。ゆったり案内プラン成り行き編、となりました。
まず一番に三重県津市にに来てもらったら案内するのは津市内の四天王寺に眠る堀江鍬次郎のお墓へ。上野彦馬のことは皆さんご存じなので堀江鍬次郎と上野彦馬の関係などを説明しながら墓参。この時期なので蚊が多い。邱さんが一番蚊に刺されたようでした。四天王寺の本堂でお参りをして一路伊勢へ、神宮へ。

邱さんも黄さんも神宮ははじめての参拝。なので外宮からご案内。20年に一度ある式年遷宮のことや豊受神宮、皇大神宮について解説。観光事務所でいただいた資料を熱心に読んでました。

宇治山田駅前で遅めの昼食。邱さんは伊勢うどん苦手そうなので手こね寿司、黄さん、松井さんは伊勢うどんをお昼ご飯として食べました。それから内宮、皇大神宮へ。

ゆっくり参道を歩きながら御手洗場〜五十鈴川、そして内宮本殿を参拝。神宮内の大きな木を見て邱さんが「これは樹齢何年くらいだろうな」と分析をしていました。巨木は目を惹きつけます。参拝を終えると既に16時を過ぎているのでおかげ横丁で伊勢茶ソフトクリームやサイダーなど甘物を堪能してそのまま帰路につきました。帰路途中若松屋で邱さんが大好物という練り物を購入して夜の宴の食材となりました。

夜の食事が終わってからgallery0369と最近完成したアナログ写真講座用の暗室Labo0369 を見てもらいました。赤い部屋で暗室完成祝いをしてもらいました=飲みました。Bar暗室はかなり怪しい雰囲気で非常にムーディーでしたよ。もちろん普段は飲みません。あくまでもお祝いということで(笑)赤い部屋でのお祝い会と写真談義は夜更けまで続きました。

3日目
邱さん、黄さんが帰国で関西国際空港に向かうので朝ご飯を食べたのち榊原温泉口駅に3人を見送りました。2泊3日築80年の古民家での時間と三重での訪問を楽しんでももらえたのではないかな。

次回はHibicore近所ももう少し案内できればと思います。

今後とも宜しくお願い致します。お疲れ様でした。

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